今治西高は22日、昨年11月、秋季四国地区高校野球大会の試合中に監督が選手を平手打ちする問題が発覚した野球部の新監督に、黒木太雄副部長(26)が就任したと発表した。期間は同日から選抜高校野球大会終了まで。同校が愛媛県高野連に監督変更届を提出した。
黒木新監督は松山市出身。松山東高、立命大を経て、2012年4月から今治西高国語科教諭。同年から野球部の副部長も務めている。松山東高時代は野球部で中心選手として活躍した。
今治西高前監督は活動を自粛し、現在は顧問3人や、同校野球部OBが選手たちの指導に当たっている。日本学生野球協会は、30日に前監督の処分について審議する。